AED(追記)

killtheking2008-02-22

昨日「AED」が会社に設置されたよ、っていう日記を書きました。

講習を受けた人じゃないと、AEDのことを知らない場合が多いと思うので、
ちょっと追記しておきます。


AED(自動対外式除細動器)とは、一言でいうと心臓に電気ショックを
与える機械です。
心室細動」という心臓が痙攣している状態の時に救急救命治療として
電気ショックを与えるのですが、使い方を音声でガイドしてくれて、
心電図を自動で読み取って電気ショックが必要な場合にだけ作動する
仕組みになっているので、一般の人が誰でも使えるようになっています。

でも本当は、AEDの講習などを受けに行った方がいいでしょうね。
やっぱり、なんの知識も無いと、いざという時にパニクってしまうで
しょうから。
ウチは会社の安全衛生担当者を集めて、簡単な社内講習をやりました。


AED webセミナー」ってのもあったので、参考にしてください。
http://aed-seminar.info/

【メーカーHPより】

AED自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を
失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、
正常なリズムに戻すための医療機器です。
2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、
病院や診療所、救急車はもちろんのこと、空港・駅・スポーツクラブ・学校・
公共施設・企業等人が多く集まるところを中心に設置されています。
AEDは、操作方法を音声ガイドしてくれるため、簡単に使用することができます。


また、心臓の動き(心電図)を自動解析し、電気ショックが必要な方にのみ
電気ショックを流す仕組みになっているので安心です。


心室細動とは、心臓の筋肉がけいれんをしたような状態になり、
全身に血液を送るポンプ機能を失った状態になる致死性不整脈の一つです。
心室細動の唯一の治療方法が、除細動器(AEDを含む)で電気ショックを
与えることだと言われています。


電気ショックは心室細動であれば、どんなときでも成功するものではありません。
時間との勝負です。一分一秒でも早く電気ショックを行うことが重要です。
電気ショックの成功率は成功の可能性が1分ごとに7〜10%低下します。
日本では、救急車の到着まで平均約6分です。グラフから見ると、
6分時の成功率は40%です。
救急車が到着する前に傷病者の近くにいる私たち一般市民(バイスタンダー)が
AEDを使用して電気ショックをできるだけ早く行うことが重要になります。