SONY MVC-FD5
ウチの協力会社に行ったら、こんなデジカメを使っていた。
DIGITAL MAVICAと呼ばれていた「デジカメ」の初期のモノだ。
噂には聞いていたが、現物は初めて見た。
調べたところ1997年の発売のようで、およそ10年前の代物である。
3.5インチフロッピーを記憶媒体とする点が「売り」だったようで、
FD1枚に15〜40枚程度のJPEG画像が記録できたようである。
ちなみに画素数は41万画素である。
さらに調べたところによると、この「マビカ」はあまり売れないまま、
「サイバーショット」へと引き継がれたようである。
しかし、当時はパソコンへダイレクトでデータが移せる媒体は
フロッピーくらいしかなかった訳だから、考え方としては現在の
メモリースティックやSDカードなどと同じだ。
まあ、「ソニーらしい」と言えるのかも知れない。
しかし10年の間に、画素数はおよそ24倍、
記憶容量は350倍にも増えているわけだ。
(41万画素→1,000万画素、1.44MB→512MB)
今後、デジタル製品はどんな進化を遂げて行くのだろう。