わたしはレンタルお姉さん/川上佳美

killtheking2007-02-04



今日は、例の「レンタルお姉さん」の川上佳美さんが
書いた本の書評です。
「わたしはレンタルお姉さん」。
二見書房から1,200円で発売されています。


この本を読んだ後、僕が彼女に送ったメールをそのまま
ここに掲載しておきます。
それをこの本の「書評」としよう。

                                                                                                  • -

今日一気に本読みました。
いい本だなあ。(^O^)


いろんな人に読んでもらいたいね。
子を持つことで悩みを持つ親も、いままさに人生の岐路に
立っている若者も、この本を読むことでどんなにか気が
楽になることだろう。


この本を読んで、僕は思ったよ。
僕は本当は君がマスコミに露出することが、逆にレンタルの
仕事の障害になるんじゃないかと考えていた。
しかし、今ニートの現状をニートの気持ちで広く世の中に
伝えることが出来るのは、日本で君だけだろう。
それはニート本人のためだけでなく、ニートを取り巻く家族、
学校・教師、またニート予備軍の子供たちやいじめ問題に至る、
日本人の人間関係の歪みを少しでも正していくことが出来る
かも知れない貴重な情報だ。
君の経験は誰にも真似できない。
君というフィルターを通して、僕たちは弱者という立場に
追い込まれてしまった人たちの気持ちを知ることが出来るんだ。
それはとても重要なことであり、今の日本に必要なものだ。


気楽に頑張れ、川上佳美。
君が幸せなら周りのみんなも幸せになるだろう。
その幸せをおすそ分けすることが、君の天職なんだよ。


僕が君にしてあげられることは、ほとんどなにも無いだろう。
でも、君を応援することで僅かでも力になれればいいなと思う。
そして、この本も宣伝するよ。
いい本だもんな。(^O^)