MOTTAINAI


MOTTAINAI」とは、ケニアの環境副大臣ワンガリ・マータイさんが
日本の「もったいない」の精神に感銘を受け、世界向けて発信した言葉だ。


「3R」という言葉をご存知だろうか。
ゴミの減量を指すReduce、繰り返し使うReuse、再資源化するRecycleの
頭の「R」を取って「3R」だ。


上記のマータイさんはこの「3R」活動を推進することで環境問題に
取り組んできたそうだ。
先進国・途上国を問わず大量生産・大量消費の時代に突入してきた今日、
環境に配慮した社会のシステム作りと循環型の資源の有効利用が必要だと
訴えている。


環境問題の取り組みの一環として、アフリカで植林活動を精力的に行い、
2004年にノーベル平和賞を受賞したのだそうだ。


多くの企業がCSR(社会的責任)という名前をつけた部署を設けるように
なってきた。
ウチの会社はこんなに法令を遵し、地球環境に配慮した取り組みを行って
いますよ。ということを世間に向けて公表する部署だ。


いいんじゃない。


個人個人の取り組みも大事だが、企業や行政が投資してくれないと大きく
意識は変わらない。


風力発電太陽光発電も企業が出資しないと大規模な物は作れない。
燃料電池有機燃料車やハイブリッド車などは、当然メーカーが作らないと
他の誰がが作れようか。
ゴミの減量や、リサイクルなども企業がそれぞれ自社で行ってくれたほうが
ずっと効率がいいのは明らかだ。


クールビズ」も今年は2年目に入って、かなり定着してきている。
オフィスが暑いのにも慣れてきた。
京都議定書」をベースとした(改正)省エネ法など、基準の良し悪しは
別として、行政がしっかりと取り組んでいることは評価できる。
チーム・マイナス6%」という活動も面白いと思っている。
No.1とNo.2が小泉さんと小池大臣だというところがまたいい。
打ち水大作戦」や「100万人のキャンドルナイト」などの取り組みも面白い。


企業も行政も重い腰を上げ始めた。


さあて、オレはなにから始めようか。