僕のノートパソコン


空き時間ができると、カフェに入る。
僕はホットコーヒーをブラックで飲むのが好きなのだが、
この時期はアイスカフェラテを頼むことが多い。


テーブルに着いてコーヒーを一口飲むと、おもむろに
グラスをテーブルの向こう側へ押しやって、今どき誰も
使ってないような古い機種のノートパソコンを開く。


このブログの下書きを書くのだ。


5年前はこんな小さいノートパソコンは無かった。
バッテリー駆動時間も当時としては珍しく連続8時間だ。
その代わり充電バッテリーが2基内蔵されているので
見た目よりもずっしりと重い。


今、最新型の物はコイツの半分の薄さで、重さは1/3位に
なっている。
性能もスペックで言うとおよそ3倍だ。


だが、僕にはこいつで十分だ。
なぜならば、使っているアプリケーションは「メモ帳」
だけだからだ。
メモリなんかほとんど使いやしない。


僕はいつも鞄の中にこいつを入れて、街中を歩く。
そして、カフェに入ってラップトップを開く。
この間買ったMP3プレーヤーのイヤホンを耳に突っ込んで、
EXAILなんぞを聴きながら、キーボードを叩く。


スーツ姿(クールビズだが)のデカイ男が難しい顔をして
パソコンに向かう姿は、午後4時の表参道ではちょっと異質な
感じがしているんだろうな。


さて、コーヒーを飲み終えたら行こう。