二桁掛け算


今日は面白い本を1冊紹介したいと思います。


その本は、「二桁のかけ算一九一九(イクイク)」。
(出版:ライブドアパブリッシング 定価942円)


ライナーノーツ(?)を見てみましょうか。


〜世界には二桁のかけ算をやっている国があるって知ってました?
たとえば、IT大国として優秀な技術者を世界中に送り出している
インドでは、小学生のうちに二桁のかけ算を覚えるのは常識。
そのインドにあやかろうと、教育に熱心な韓国でも二桁のかけ算の
爆発的なブームが起きているようです。
日本でも、ほんの数年前までは、丸暗記や詰め込み学習が悪者のように
扱われていた時期もありましたが、学力の低下の危機意識からか、
百マス計算などのくり返し学習がさかんに行われたりしています。
脳の筋肉トレーニングがどうやら重要みたい、と多くの人が思い始めて
いるのかもしれません。
つまり、機は熟した!さあ、二桁のかけ算を始めましょう。〜


と、まあそんな訳ですよ。
そうは言っても、11×11から99×99まで覚えるのは、並大抵の
ことではないので、とりあえず11×11から19×19までを覚えましょう、
というのが、この本の趣旨であります。
そう、だから「一九一九(イクイク)」。


さあ、皆さんもちょっと齧ってみましょうか。
まずは11から19までをキャラクターに置き換えます。


11…ヒヒ(猿のヒヒですよ)
12…ビキニ
13…一茶(小林一茶
14…伊代(松本伊代
15…五つ子
16…ヒーロー(この本の中では****レンジャーみたいなイラスト)
17…ヒナ(ひよこみたいなイラスト)
18…岩
19…一休(とんちの一休さん


と、ここまでいいですか?


では、気を取り直して、一九一九をスタートします。
まずは、11の段。(ヒヒの段)


11×11=121(ヒヒ、ヒヒ、人に人)
11×12=132(ヒヒ、ビキニの秘密)
11×13=143(ヒヒ、一茶、一生散歩)
11×14=154(ヒヒ、伊代、引越し)
11×15=165(ヒヒの五つ子、いい老後)
…と続きます。


次は、12の段。(ビキニの段)
12×11=132(ビキニ、ヒヒの秘密)
12×12=144(ビキニ、ビキニ、お人好し)
12×13=156(ビキニの一茶でイチコロ)
12×14=168(ビキニの伊代と老婆)
12×15=180(ビキニの五つ子祝おう)
…と続きます。


そして、最後は19の段(一休の段)、

19×16=304(一休、ヒーローざますよ)
19×17=323(一休のヒナ、三つ編み)
19×18=342(一休岩、妙に)←かなり微妙になってきたな。
19×19=361(一休、一休、寒い)


で終了となっています。


巻末の「世界のかけ算」というコラム(風?)が、興味深いですよ。
興味がある人は、購入してチャレンジしてみてください。


以上、二桁のかけ算一九一九(イクイク)でした。