男前豆腐店

昨日、マーケティングについてのお話しを
しましたが、ついでにマーケティングに関わる
お話をもうひとつ…


最近、すごく気になっている会社があります。
それが「男前豆腐店」。
http://otokomae.jp/index_ja.html


「豆腐」という商品は、これ以上製品戦略も練れない
だろうし、価格も大きく変えられない、顧客ターゲット
も既に決まっていて、これ以上広がる可能性も無い。
加えて、流通チャネルを広げることが出来るかというと
豆腐の通販なんて誰も買わないだろうし、現状どおり
スーパー、コンビニ、百貨店あたりで売るしかないだろう。
そこでこの会社は「ブランディング」で勝負してきた
ということだ。


このネーミングとパッケージ、HPの作りなど、
見てのとおり、斬新で面白い。
とても豆腐屋のHPとは思えない。
さらに、商品自体の品質もいい。
ここの豆腐が、また旨いんだ。


それは一気にブレイクした訳が分かるような気がする。
後は、急激に人気が出ると、急激に下降する可能性は
十分に持っているので、今のうちに次の手を打たなければ
ならないだろう。


すぐに手が打てるのは、ブランド強化である。
当然、既に着手しているだろうが、さらに広告を打って
認知度を高め、必要とあればモデル(デザイン)チェンジ
をして顧客を飽きさせない工夫が必要である。


そして、ブランド拡張をして商品の幅を持たせて購買層
を広げ、さらにはこのブランド自体が陳腐化した場合の
事を考えて、次の商品(ブランド)を今のうちに開発
しておかなければならない。


なんてね。


勝手に経営アドバイザー的な意見を書いてしまいました。
もしも関係者の方が見ていらっしゃったらごめんなさい。
悪意はありませんので、あしからず…